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吹上観音百庚申

 吹上観音の裏手の小高い場所に、庚申塔が2列に百数十基も並んでいて、百庚申と呼ばれている。庚申塔はふつう道端や辻などに、1ヶ所につき1基から数基建てられている。この百庚申は、見事な親庚申塔と134基の子庚申塔からなっていて、全国的にも珍しいものである。

 これらの庚申塔は、宝暦8年(1758)から明治35年(1902)までの年代が刻まれている。そのうち、嘉永元年(1848)と同2年(1849)のものがほぼ100基ある。

 親庚申塔は、嘉永2年に造立されていて、百庚申完成のあかしとして造られたものであろう。側面には、8人の発願主とともに東明禅寺16代住職貞州の名があり、この事業の指導者であったと伝えられる。

 庚申塔の寄進者は、市域や近隣はもちろん、遠くは現在の千代田区や武蔵野市、さいたま市岩槻区に及んでいる。

出典:文化財をたずねて

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