【民家園】主屋の屋根を修繕(差し茅)が進んでいます!

屋根に新しい茅を差します!
新倉ふるさと民家園では、市指定文化財 旧冨岡家住宅の屋根修繕工事進行中です。
差し茅の作業中でしか見ることのできない、茅葺屋根の様子をご覧ください!



よく見えます

差し込みます

差し茅



旧冨岡家住宅は茅葺屋根です。茅は月日とともに抜け落ちてしまいます。(すぐに雨漏りや屋根が飛んでしまう心配はありません)
痩せてしまった茅葺屋根に、新しい茅を差すことで復活させます。
この作業を「差し茅」といいます。「差し茅」は、所謂メンテナンスです。
全面葺き替えと異なり、既存の茅をすべて取ってしまうのではなく、表面に出ている痩せてしまった茅のみ抜き、奥にある茅を表面へ引き出します。すると屋根内部が梳かれてしまうので、その分を新しい茅で補填する、というものです。
今回実施している屋根西側は、開園以来初めての差し茅となっています。
※許可なく足場に登るなどの工事を妨害する行為はお控えください。
民家園では差し茅に関係なく、季節の伝統行事や日々のイベントなどを実施しています。
ぜひお立ち寄りください♪
(写真:和光市教育委員会 生涯学習課)