【民家園】十五夜による延長開園をします!【予告】

民家園でお月見しましょう🐇
新倉ふるさと民家園では、9月7日(日)に十五夜として、20時までの延長開園を実施する予定です。


十五夜は、本来満月を祝う行事であるので、旧暦の8月15日にとりおこなわれるはずですが、和光市域では月遅れの9月15日に行われました。
新暦の9月15日であるので、年によっては全く月の出ない年や満月でない月になることもありました。(今年も15日当日は下弦の月も過ぎてしまうので、約一週間早い9日にとりおこないます。満月直前の月を楽しめれば…という愛好会の思いから🌑)
縁側にちゃぶ台を出し、その上にススキ5本、お団子を15個ほど、柿、栗、ぼたもち、けんちん汁、さつまいも、里芋などを供えます。
特に、生豆腐をあげると「人間食いっぱぐれがない」といわれ、豆腐は欠かすことのできないものとされたそうです。これを月夜豆腐とよびます。
昔は子どもたちが「十五夜さまくんな」「柿くんな」などいいながら供えものをもらい歩いたといいます。子どもたちが十五夜の供えものをもらい歩いたり、盗んだりすることは和光市域以外にもあったようです。盗られるほうが縁起がいいと考えられて、当時は広く行われていたようです。
民家園では季節の伝統行事をとりおこなっています。
9月7日(日)20時までの特別開園、ぜひみなさまお立ち寄りください。
(写真:和光市教育委員会 生涯学習課)