和光市の文化財

ささらししまい ささら獅子舞

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和光市で、ただひとつの獅子舞で、毎年下新倉氷川八幡神社に奉納される。

地元の古老の話では、室町時代の元亀3年(1572)に始まったと伝えられているという。大獅子・中獅子・雌獅子の3つの獅子頭を使い、太鼓をたたき、水引幕をひるがえして舞う。ささらというのは、丸竹の先を細かくさいた楽器の名前で、舞子の役を引退した人が鳴らす。厄除け・豊年祝い・安全祈願など、下新倉の当時の村の生活の中から生まれ、強い信仰によって支えられてきた。昭和11年(1936)から戦争をはさんで39年(1964)まで休止されたが、地元青年会に受け継がれて復活し、古式通りに奉納されている。

出典:文化財をたずねて