白子囃子 令和6年 主な活動
和光市指定無形文化財 白子囃子の今年の活動を振り返ります。
今回取り上げるのは、新倉ふるさと民家園 秋の収穫祭、和光市民まつり、熊野神社 熊手市での演奏です。
★秋の収穫祭@新倉ふるさと民家園
10月13日、和光市指定文化財の新倉ふるさと民家園(旧冨岡家住宅)にて秋の収穫祭が開催されました。ジャガイモ掘りや昔遊びでも盛り上がりましたが、白子囃子の演奏はもう一つの目玉でした!来園した多くの方々がその音色を楽しみました。
★和光市民まつり
11月17日、和光市役所庁舎を中心に出店やステージなどが組まれた和光市民まつり。
白子囃子の音色はお祭りに欠かせない存在です。
★熊手市@白子熊野神社
12月7日、白子熊野神社にて熊手市が開かれました。
新年の福を呼び込む縁起物である熊手の市で聴こえるお囃子は、特別な響きを感じられたのではないでしょうか。
白子囃子保存会の方々は、他にも、夏の諏訪神社大祭、白子熊野神社の秋祭り、下新倉氷川八幡神社の秋祭りでも活動をしてくださっています。
会の方々の積極的な活動によって、白子囃子は守られています✨
(写真:まちの見聞特派員、秘書広報課)
★白子囃子とは★
江戸時代末期に、白子宿の柴崎音次郎という人によってはじめられた郷土芸能です。
当時の若者が遊びに身を持ち崩すことを心配し、何か若者が打ち込めるものをと神田囃子を基にしてつくられました。幕末の混乱や戦争などによって衰退と復活を繰り返しましたが、昭和54年に市の教育委員会により「白子囃子後継者育成講座」が開かれ復活し今に至ります。(昭和56年10月1日に、市の無形民俗文化財登録)
〇白子囃子▶https://rekitama-wako.jp/museum/bunkazai/shirakobayashi.php