ごぼうやまいせきだいいちじちょうさしゅつどいたびぐん

午王山遺跡第1次調査出土板碑群

 板碑は一般的には板状の石で作られた供養塔で、ほぼ中世期にのみに立てられたという特徴をもつ。中心には図像や梵字で仏が刻まれている。九州・四国・東北など各地にあるが、とくに埼玉県を中心とする関東地方には緑泥片岩でつくられた「武蔵型板碑」と呼ばれる板碑が多数確認されており、市内には1991年現在、182基が確認されている。

 そのうちの44基は、午王山の山腹から、きれいに列をなした状態で発掘された。板碑はもともと立っていた場所から移動している場合も多い。しかし、午王山遺跡で出土した44基は、当時どのように板碑が立てられていたかということがわかるもので、貴重な例である。

出典:文化財をたずねて

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