お知らせ

2024.12.3

国指定史跡午王山遺跡の発掘調査現場公開は無事に終了いたしました。

11月23日(土)、秋晴れの中、国指定史跡午王山遺跡の発掘調査現場公開を開催いたしました。
たくさんの方にお越しいただきました!

和光市では、国指定史跡午王山遺跡の保存目的調査を行っています。
この調査は午王山遺跡の地形や遺構の分布状況及び保存状態を確認し、今後の保存及び史跡整備に活用するための基礎的情報を得ることを目的としています。

今回の18次調査では、関東では珍しい弥生時代の多重環濠(A溝、B溝)の延長方向の確認をメインとして行いました。環濠は見ごたえがありますね♪

発掘調査は常には行っておらず、現場公開も今年は1回きりとなってしまい、とても貴重な機会でした。
当課職員が張り切って解説させていただきました!質問も飛び交い、有意義な時間となりました✨

ご来場ありがとうございました!

【国指定史跡午王山遺跡の発掘調査現場公開は無事に終了いたしました】
環濠集落とは、外敵の侵入を防ぐために周りを柵で囲み、壕(ほり)を巡らせた集落のことです。弥生時代の代表的な集落の形で、関東では珍しい事例なのですよ!