答え：縄ない機（ナワナイキ）

これは、縄ない機と呼ばれる、わら縄を綯う（なう）機械です。綯うとは、細長いわらなどをねじり合わせて、縄を作ることです。ねじり合わせることを撚る（よる）とも言います。
縄ないは元々すべて手作業で行われてましたが、この機械の登場で能率が大きく向上しました。足元のペダルを踏むと、連結されている車が回り、機械上部の撚りかけ装置と巻き取り装置に二個のラッパ上の口からわらを入れて綯っていきます。
時代が新しくなると、車輪にエンジンをつけてより早く回転させるようになります。
昭和３０年頃まで使われていたそうです。