和光市ゆかりの文化人

しみず 清水かつらの生涯

清水かつらは、多くの童謡を作詞した童謡詩人です。明治31年7月に深川で生まれたかつらと和光市の接点は、かつらが小学6年のときに迎えた継母が、現在の和光市新倉の出身だったことでした。

青年期、かつらは小学新報社に就職し、少女雑誌の編集に携わります。このころからかつらは作詞をスタートし、「靴が鳴る」、「叱られて」、「雀の学校」などを次々と世に送り出しました。大正12年、父を亡くし、関東大震災で家まで失ったかつらは、継母や弟たちと現在の和光市新倉に避難してきます。その後、大正14年に白子界隈に転居し、昭和12年には新田坂にほど近い白子二丁目に転居しました。

戦後、かつらは白子川の風景をモチーフにした「みどりのそよ風」を作詞します。しかし、昭和26年7月、「酒が飲めなくなったら終りだ」という言葉を残して世を去りました。現在は東京都文京区本駒込の吉祥寺で永遠の眠りについています。